カフスでスーツに個性を
カフスは結婚式などパーティーシーンでつける、というイメージを持つ人は多いかと思います。
しかし、「スーツでも個性を」というイメージが強くなってきている今、カフスをパーティーシーンだけでは無く、ビジネスの場・スーツスタイルにも取り入れ、他人との差別化を図っているモテ男性が増えてきています。
何故カフスをつけるようになった?
そもそもなぜカフスをつけるようになったのでしょうか。
日本ではカフスボタン・カウスボタン・とも呼ばれるカフス。
海外ではカフリンクスと呼ばれることが多いです。
※当サイトでは表記を「カフス」に統一しております。
上流階級のおしゃれアイテムだったカフス
1600年代のフランスが発祥とされ、装飾用に袖口を元々リボンで留めていたものが、金属を使用することになりました。
しかし18世紀の終わりまで一般的に流通することはありませんでした。
流行し始めたのは19世紀の貴族。
中流階級から上流階級の間で、ダークスーツ、ディナージャケット、テールコートにつけられていました。
当初カフスは、主に宝石から作られ価格も高く、上流階級の証で、自分に自信を持っているおしゃれな男性しか身につけていませんでした。
その後イギリス国王が身につけたことなどにより、一気に状況が変わり、カフスはイギリスやフランス、アメリカの庶民の間でもファッションアクセサリーとなり、男性むけの数少ないジュエリーアイテムの一つとなりました。
40代男性向け!数少ないオシャレアイテム
スーツのおしゃれ小物の中では、ネクタイピンなら持っているという方は少なくないでしょう。
しかしながら前節でも申し上げている通り、男性むけのジュエリーアイテムは少ない。
現在ほとんどの男性がつけているネクタイピンでは、差別化はなかなか難しいもの。
また、ワークスタイル変革によりネクタイを着用する機会は確実に減ってきています。
その中で注目されるのがカフスです。
ネクタイを付けずともシャツを着ていれば身に付けることができ、つけているだけでおしゃれに、身だしなみが整います。
カフスのデザインはスタイリッシュなものも、エレガントなものもあり、様々な個性を発揮することができます。
身に付けているだけで、おしゃれ・余裕がある・気を遣えるなど様々な好印象を相手に与えることができます。
40代の男性で求められる「上品さ」「色気」「余裕」
40代の男性では役職に就かれている方も多くなってくる頃かと思います。また年齢的に、頼られることも多くなってきているはずです。
そんな男性に、男女問わず求めるものは「上品さ」「色気」「余裕」です。清潔さは当たり前です。
この3つを出すために、それなりのスーツを買ったり、時計、タイピンを買ったりしていられる方が多いはずです。
もちろんそれで上品さが増すことは間違い無いでしょう。しかしそれだけでは、周囲の同じ様な方々と差別化を図るのは難しいと思います。時計、ネクタイピン、ベルト、靴を身につけるのは当たり前の時代です。
そのほかにも香水やコロン。ひげを生やしてみたりと、色々と挑戦している方も少なくないと思います。しかし、これらの好みは非常に分かれ寧ろ苦手な方も多いでしょう。
カフスが醸し出す「上品さ」「色気」「余裕」
カフスはどうでしょうか。カフスは残念ながら、一部の職種を除き、まだビジネスの場では浸透しきっていません。結婚式などのフォーマルの場でつけるイメージが強いのです。
しかし、カフスは先ほどもお話した通り、ビジネスの場で許された男性むけの数少ないジュエリーアイテムの一つ。
カフスをつけるだけでスーツもワンランク上にみえ、カフスそのものが醸し出す「上品さ」「色気」、袖口にまで気を使う「余裕」を相手に伝えることができます。
前に出過ぎず、さりげなく見えるカフス。ビジネスにおける会議や日常の場面でも袖口がちらっと見えることは少なくありません。
必ず、周囲の人は見ています。印象が上がることは間違いありません。
40代男性のカフスの選び方
それではどんなカフスを選んでいけば良いかお話していきましょう。
カフスの種類は代表的なもので3種類、チェーン型、スウィブル型、ゴム(紐)型などがあります。他にも固定型やスナップ型などがありますが、現代で代表的なものはこの3種類です。
最も一般的なもの、カフスと言われて持っていない人でも想像しているものはおそらくスウィブル型です。
何を買えば良いのかわからないという方はスウィブル型を購入すれば間違いないかとは思います。
フォーマルの場でのモーニングやタキシードはシルバーで真珠・白蝶貝などの白系、タキシードに合わせた黒蝶貝など黒系の物が一般的であり、ゲストは明るい楽しいデザインをつけることが多いです。
カフスには車や楽器、たくさんの物をモチーフにしたデザインがあります。
カフス用男性シャツは特別なもの?
カフス用にシャツを買わなくてはいけないのかと疑問を持つ方は多いかと思います。答えはノーです。
おそらく今着ているシャツにつけることができます。シャツの大半はカフスをつけられるように製造されています。しかし、中には付けられないものも。見分け方は簡単です。
シャツの袖口のボタン箇所を見て頂き、ボタンが付いている方にも穴が確認できればカフスをつけることができます。
しかし、カフス用に作られているシャツもあることは覚えておきましょう。シャツの種類は多くあり、コンバーチブル、シングル、ダブル、テニス。ターンナップなど様々あります。
おそらく意識していなければ持っているシャツの大変はコンバーチブルかシングルではないかと思います。
40代男性がビジネスの場でつけるカフス
40代の男性としてカフスをつける際は、派手すぎず、さりげないおしゃれとして使用しましょう。
合わせ方は、ネクタイピンに合わせたり、ネクタイの柄に合わせたり、スーツ・シャツの色に合わせたりと様々です。冬
場はスーツもネクタイも着用していますが、夏場はクールビズ、カジュアルビズの浸透してきていますよね。カフスはそんな場合でも使用できます。何度もお話した通り、カフスは男性むけの数少ないジュエリーアイテム。
ネクタイピンやネクタイの使用頻度が減ってきている今、ワンポイントでさりげなくおしゃれさをアピールし、そして「上品さ」「色気」「余裕」を相手に伝えることができる便利なアイテムなのです。
40代大人の男性だからこそのカフス
ここまでお話してきましたが、カフスなんて似合わないと思っている方も多いのではないのでしょうか。
ここで22歳新卒新人若者を想像してください。
もし新人や若手がカフスをつけておしゃれ男子をアピールしていたらどう思いますか。おしゃれなんて気にしてないで仕事覚えろよって思いませんか。残念ながら浸透しきっていない日本ではそう思う方は多いでしょう。
この人仕事できない、おしゃれだけって思う同僚は多いはず。若者にカフスは似合わないとまでは、もちろん言いません。
役職や仕事ができるようになった40代のイメージは全く逆です。いくら仕事ができても、清潔感や上品さ、余裕などでイメージは下がってしまうでしょう。あの人仕事ができて、おしゃれって思われた方が良いですよね。
カフスをつけてワンランク上の40代男性に
カフスをつけておしゃれをしましょう。
カフスをつければあなたの意識も変わるはずです。朝カフスをつけている最中、あなたは身だしなみを人一倍整えるはずです。会社での姿勢や、「上品さ」「余裕」「色気」は周囲に必ず伝わるはずです。カフスをつけてワンランク上の男性になれるはずですよ。
石川在住。元プログラマー。母娘でスーツアクセサリー専門店を運営しております。また、手作りアクセサリーをInstagramに載せているので、応援お願いします( ノД`)(普段はココナラにてmiiyayaの名前で、ホームページ制作、ショップ制作のご相談も承っております。ご依頼はこちらより)