でも、使い方がよくわからないし、なんか面倒くさそう...
今回の記事は上記のように感じる方におすすめ!
今回の記事では、BASEショップの使い方、料金体系など基本情報についてマニュアル形式で解説しています。「カスタマイズ」設定から「便利アプリ」設定まで...初心者でもわかるようわかりやすく画像付きで解説いたします!
最近では将来の収入の事を真剣に考えた上で、BASEでのショップ運営を始める方も増えているかと思います。おそらく困っている方も割といらっしゃるのではないかと思いますので、役に立てればと思い執筆します!なお、BASEの使い方はめちゃくちゃカンタンです!
本記事の内容
現在のわたしはスーツ用アクセサリーの専門店を運営しながら、BASE含むショップ構築のお仕事をしています。要するに、ネットショップの目に見える部分の知識と裏側の知識があります。
世の中には、
が多いので、本記事では『わかりやすく』『初めてショップを運営する方にとって役立つこと』ことを重視しました。なお、BASEの有料テーマ選びについては、こちらの記事、【BASE有料テーマ】コペンハーゲンの設定方法【EC運営マニュアル】を参考にされてください。
また、SNS集客についてお困りの方は、こちらの記事【BASE開設】SNS集客のコツ【最初の1ヶ月が重要】をご参照ください。
なおこの記事は3分で読める内容です。
ショップ構築サービス:BASEとは?
香取慎吾さんのCMでおなじみのBASEは、「お母さんも使える」がモットーのショップ作成サービスです。直感的に操作しやすいネットショップ構築サービスとして現在人気です。
どれくらいの時間でショップを作れるかと言いますと、商品さえ揃えば最短でその日にショップ公開も可能です。
ネットショップ構築サービスには「shopify」含め他にもいくつかありますよね。その中でもBASEは、初期登録費無料なおかつ月額料金もかからないということで、個人が手を出しやすい価格であるというのも魅力の1つです。
BASEは手数料が安い!副業に最適!
通常システム開発会社などに依頼をすれば、決済機能を付けるだけでも何百万とかかってしまいますが、BASEを使用すれば無料で導入可能です。※ただし、決済ごとの手数料は数%かかります。
BASEは初期費用0円。月額費用も0円。
サービス | 月額費用 | 決済手数料+販売手数料 |
BASE | 0円 | 6.6%+40円 ※詳細はこちら |
某社 | 3,300円 | 6.6%+30円 |
BASEは初期費用0円。月額費用も0円。商品が売れていない期間に「維持費」の名目でお金が取られることもありません。つまりは、売れた場合のみ費用として手数料が取られますが、売れない期間は費用・維持費は0円です。
リスクなしでショップ運営を始めたい個人の方に最適ですね!
BASEは手数料が6.6%。
BASEは手数料が6.6%です。某フリマアプリが10%、某クラウドソーシングサービスが20%とすると、BASEの6.6%は圧倒的に安いです。
実際に、私の周囲でも手数料の安さから、BASEでのショップ構築を行う人が増えている印象です。さらには「BASEかんたん決済」により、合計6つの決済方法に対応可能です!具体的には、クレジットカード、コンビニ・銀行振込、後払い、キャリア、PayPal(ペイパル)ですね。
機会損失を減らせるのはメリット!
BASEの人気は今後も拡大する!?
運営会社である株式会社BASEの情報によれば、2020年12月8日に130万ショップを突破したようです。副業解禁の流れや、コロナ禍の影響により、個人法人問わずBASEを利用する方は今後も増えていくことだと思います。
BASEネットショップ開設方法
BASEは、商品出品までのステップが抜群にカンタンです!最短1分で自分の商品が販売出来てしまいます。大まかな手順としては以下の通り。
通常、自分の商品を販売するとなると、ある程度PCやWEBの知識が必要そうに思えます。ですが、BASEの場合は直感的に全部できてしまうので、ITオンチでもカンタンに開設できます。そう「お母さんも使える」がモットー。
「1分50秒」で登録完了。
BASE開設方法①メールとパスワードを登録
なんかお父さんの
まずショップ開設用のメールアドレスを決めます。BASEからの最新ニュースや、お客様からのお問い合わせが届くメールアドレスとなります。
メールアドレスは後から変更することも可能ですので、一時的に自分の普段使用しているメールアドレスを登録するのも問題はないでしょう。※パスワードに関しても再発行は可能です。
BASE開設方法②ショップのURLを決定
完全独自ドメインというわけではないですが、自分でショップのURLを決めることが可能です。※有料で独自ドメインに変更も可能。
ショップURL?独自ドメインって?
ドメインとは「インターネット上の住所」のようなもの。
リアルでも、ショップを開設するとなると、当然店舗をおくための土地や住所が必要ですよね?ネットショップも同様で、店舗を運営するための住所が必要です。このURLさえあれば、全世界どこからでもあなたのサイトを見ることが出来ます。
「BASE」は下記のようなドメインを無料で提供してくれています。
https://〇〇〇(好きな文字列).★★★.★★★ (上記ドメインから選択)
「無料でネットショップを開く」をクリックし、上記の登録が完了したら誓約書の画面が表示されるかと思います。誓約書をよく読んで、問題なければチェックを入れて「上記に同意する」ボタンをクリックします。ここまでの操作にてショップの開設は完了です。※ただし、公開はまだです。
ショップアカウント開設後、メールアドレスの認証を行います。登録したアドレス宛に認証メールが届きますので、認証を完了してください。
- 送信元アドレス:noreply@thebase.in
- 件名:【BASE】新規登録のお知らせ
BASE開設方法:運営情報を登録
運営情報の登録は一見面倒くさそうですが、既にある自分の情報を登録するだけで済みます。大まかには下記の2つ。
BASEで登録が必要①:事業者情報
まず、運営に関する情報の設定を行います。入力項目としては下記となります。
聞いたことのない項目もあるかもしれませんが、最初は自動で入力されている項目もありますので、あとは細かな数字や時間などを自分のショップ用に書き換えれば大丈夫です。数分で終わるかと思います。
BASEで登録が必要②:決済情報
続いて、決済に関する設定を行います。入力項目としては下記となります。
副業用にBASEショップを開設する方は、個人名などが公開されないか心配かもしれませんが、基本的にはサイト上に公開される事はありません。ただ「特定商取引法」により、お客様が不利益を被ることがないよう、開示が義務付けられている項目もあるので注意が必要です。
おまけ:特定商取引法とは?誤れば法令違反?
ちなみに「氏名」「住所」「電話番号」などは公開する必要があります。どうしても公開したくない場合、住所はBASE内のアプリ「NAWABARI」、電話番号は「IP電話」を契約するなどで、解消はされるでしょう。
一応都内でも3,000円/月でバーチャルオフィスを借りれるサービスもあった気がします。※今はあるかわかりませんが。
通信販売は、隔地者間の取引なので、消費者にとって広告は唯一の情報です。そのため、広告の記載が不十分であったり、不明確だったりすると、後日トラブルを生ずることになります。そのため特定商取引法は、広告に表示する事項を次のように定めています。
1、販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
2、代金(対価)の支払い時期、方法
3、商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
4、商品若しくは特定権利の売買契約の申込みの撤回又は売買契約の解除に関する事項(その特約がある場合はその内容)
5、事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
6、事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該販売業者等代表者7、または通信販売に関する業務の責任者の氏名
申込みの有効期限があるときには、その期限
8、販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容およびその額
9、引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
10、いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
11、商品の売買契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件
12、商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときには、その内容
13、請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
14、電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス通信販売における各表示事項についての詳細な説明はこちらをご覧ください。
通信販売広告表示事項Q&Aはこちらをご覧ください。
特定商取引法ガイド「通信販売」
BASE開設方法③商品画像と価格を登録
メニューの「商品管理」より「商品を登録する」ボタンをクリックし、商品登録画面を開きます。ここで商品名や商品画像を登録します。ちなみに既に登録した商品を修正する場合は「商品管理」より各商品のタイトル部分をクリックし編集可能です。
「商品の在庫数を変更」や「商品の価格を修正」などもカンタンに行えます。また、「送料詳細Apps」を追加している場合は、地域ごとに送料の設定も可能です。
また、画像に関しては最大で20枚登録可能です。売れているショップサイトを真似して、そのショップと同等の枚数はあった方が良いかもしれません。ドラッグ&ドロップで並び替えも可能です。
BASE開設方法:デザイン設定
また、BASEには無料デザインテーマと有料デザインテーマがあります。無料の範囲でも、スライダショーを設定したり、ヘッダーに背景画像を設定したり...十分にカスタマイズが可能です。ただし、やはり有料の方が見た目のクオリティーは上がります!
おすすめ有料デザインテーマ:コペンハーゲン
ちなみに、私のおすすめの有料テーマはコペンハーゲンです。理由としては、本格的なアパレルEC並みのおしゃれなECが構築できるからです。テーマ選びについては、【BASE有料テーマ】コペンハーゲンの設定方法【EC運営マニュアル】をご覧ください!
「デザイン」よりデザインを変更可能です。自分でデザインするのはちょっと...という方は、デザインだけでもプロのデザイナーに依頼してみると良いかもしれません。プロに依頼するだけでも、ショップのクオリティーは全然変わると思います。
ちなみに当方でも普段BASEショップデザインのご依頼を受け付けております。ご依頼・お問い合わせページまたは、ココナラにて、お気軽にご相談ください!デザインやECに関しての気軽な質問でも大丈夫です!
BASE開設方法:アプリ機能
その他BASEには、便利なApps機能もあります。スマホでいうアプリみたいなものですね。BASEのAppsには、BASE独自で開発した「Official Apps」と、企業と連携した「Connect Apps」があります。多種多様なAppsがありますが、大抵が無料です。
設定方法も非常にカンタンです!Appsは「Apps」より追加可能です。
例として以下のようなAppsがあります。おすすめの無料Appsをいくつか紹介しますね!
BASEのApps例①:送料詳細設定
送料を地域さらには都道府県ごとに細かく設定できる機能になります。北海道のみもしくは沖縄のみ価格を変更する、ということもカンタンに出来ます。
また、複数の商品を取扱している場合は、商品ごとに配送方法を選択させるような複雑な設定も可能です。
BASEのApps例②:ショップロゴ作成
オリジナルのロゴなどもカンタンに作成できます。プロのデザイナーに依頼するよりかは若干オリジナリティーの観点で物足りなさはありますが、それでも自分でカスタマイズできるというのは大きな魅力です。
色や字体など、複数項目から選択するだけでオリジナルのロゴを作成可能です。早い人であれば、数分でオリジナルロゴを作成できるでしょう。
BASEのApps例③:SEO設定
SEO設定に関するAppsもあります。詳細は、【BASEパートナーが語る】SEO設定の方法【EC運営マニュアル】という記事でも解説していますが、SEOとは検索結果の上位に表示されるのに必須とも言える最適化のこと。
descriptionやkeywordなどをカンタンに設定できます。SEOについてよくわからないという方でも、ワンクリックで自動でキーワードを抽出してくれる機能もあります。もちろん、ブログなどを利用したSEOよりは集客の観点で劣るものの、無料で使える簡易的なSEO設定としては充分な気もします。
おまけ:SEOー検索エンジン最適化とは?
検索エンジン最適化(けんさくエンジンさいてきか、英: Search Engine Optimization, SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)とは、検索エンジンのオーガニックな検索結果[注 1]において、特定のウェブサイトが上位に表示されるよう、ウェブサイトの構成などを調整すること[1]。
Wikipedia「検索エンジン最適化」より引用
SEOはつまりは、Googleなどの検索エンジンに好まれるような、読者にも好まれるようなWEBコンテンツを作成し、検索結果経由でのお客さんを増やそうというような施策ですね。
検索結果のキーワードで上位に表示される程、さらには人気のキーワードで表示されるほど、より多くのお客さんを集めることができます。あなたも普段買い物をする際、大抵は検索結果の一番上に来た記事を読みませんか?
SEOで最強のショップとは?
SEOにおいて最強のECとも言えるのが、Amazonです。何か商品名を検索してみれば分かりますが、大抵上位を独占しています。※最近はZOZOTOWNなんかもよく上位で見るけれど。
BASEを使う際の注意点
BASEを使用する際には以下の注意点があります。
BASEの弱点①:集客が弱い
利用しているのは、法人のみならず個人であったりと、気軽に作れる分ライバルも多いです。ショップを公開した途端に商品が売れるなんてことはまず有り得ません。つまりは「集客」を同時に行なっていく必要があるのです。※どのECサービスを使おうが、作れば終わりではないというのは共通かもしれませんが...。
加えてSEO機能も無いよりはあった方が良い、という程度の簡易的なものとなります。やはり、コンテンツが充実したブログ運営によるSEO集客よりは劣るでしょう。
BASEの弱点②:カスタマイズできない
ECサービスの中には、商品ごとにオプションを選択できたり、メルマガ配信が出来たりとカスタマイズ性が高いものがあります。一方で、初期導入費、月額費共に無料のBASEはやはり商品ごとの設定などのカスタマイズ性が低い印象です。法人ECとして使うには若干物足りなさは残るでしょう。
ただ、商品ジャンルが定まっている個人の方であれば、むしろ無料で開設できるBASEは強い味方となるでしょう。何と言ってもコスパの観点で他のライバルを寄せ付けないような魅力があります。
BASEの弱点③:販売ジャンルの制約
デジタルデータを販売するための機能なども充実してはきましたが、やはり無形資産の販売においては制約が厳しい印象です。占いやコンサルティングなどの無形資産の場合、証明となる有形物をお客さんに送付するというのが必須になりますから。
また、古着などの中古品の販売にも古物商許可申請が必要です。※これはBASEに限らず、どのサービスを使おうが一緒かもしれないですが。ただメルカリなどは、要らなくなった自分の商品を売るという「一時的な販売」なので中古品でもOKだったりしますよね...。若干グレーな部分ではあります...。
WEB制作・EC構築のご相談なら
なお、当方では、副業用ECショップ構築やWEB制作のご相談を承っております。お気軽にご相談ください!
石川在住。元プログラマー。母娘でスーツアクセサリー専門店を運営しております。また、手作りアクセサリーをInstagramに載せているので、応援お願いします( ノД`)(普段はココナラにてmiiyayaの名前で、ホームページ制作、ショップ制作のご相談も承っております。ご依頼はこちらより)